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新年のご挨拶(院長 内藤政武)

2018/01/16

2018年1月6日

年頭ご挨拶


 新年あけましておめでとうございます。皆さまには清々しくお正月をお迎えになられたことと存じお慶び申し上げます。目白、戸山、四谷のキャンパスは元旦から晴天に恵まれまして、学習院の本年の勢いある門出を祝ってくれているようでございます。教職員はもとより、学習院の役員をお願いいたしております桜友会、常磐会、草上会、父母会、教職員OBの皆さまとご一緒に新年を迎えることの出来ます事は、この上ない喜びでございます。

 学習院は勢いある学習院を目指して進んでおりますが、お陰さまで勢いは順調に進んでおりまして、2018年はその勢いをいよいよ上昇気流に乗せまして更に増大させるべく、学習院グループ総出で進んで参る年でございます。学習院グループは学生、生徒、児童、園児、教職員、父母保証人、卒業生含めて約16万人と推測されますが、この皆様方が総力挙げて勢いある学習院づくりに取り組んで下さいますと大きな大きな力になると思っております。

 今年は戌年であります。十二支でいえば十一番目でありますが、株式市場では「笑いの年」と言われております。学習院もあやかって笑いの年にいたしたいと願っております。民間予測によれば、日本経済は良好な数値がそろっております。雇用環境の改善が更に進み、物価の上昇も持続するとみられ、完全失業率も2017年11月の2.7%を割り込んで、今年は2.5%まで下がるとし、日経平均株価も昨年の1月19,114円から1年間で3,650円上昇して22,764円となり、今年も初日の1月4日には大幅に741円も上昇して始まっており、26年ぶりの株高となりました。

 世界経済もアメリカ、ヨーロッパ共に昨年に引き続き順調に推移しそうでありますが、北朝鮮、中東の情勢が若干心配であります。2018年の日本国家予算は97兆7,128億円となりましたが、文科省関係は5兆3,646億円で対前年予算0.15%増でしたので一安心しているところであります。

 一方2017年の出生数は一昨年に続いて大幅に減少して94万1,400人となりました。2016年からは約3万6千人の減少、2001年からは約23万人の減少となっております。もし首都圏でも同じ減少比率であるといたしますと、3年後の学習院幼稚園、5年後の学習院初等科の入学事情に重大な影響を及ぼすものと考えられますので、今後の方策を今からきちっと定める必要がございます。将来大幅に減少するであろう学生数での学校経営を余儀なくされる中で、先々の学習院の成長を確たるものにするには、並大抵の施策では難しいと考えております。いろいろと施策を講じなければなりません。特に事務職員は従来の業務姿勢を踏襲することから脱却して前例主義を改めなければ、厳しい時代にある教育界の中で生き残れません。30年前に制定した規則を忠実に守ることを良しとした業務は、これからは通用しないことを肝に銘じる必要がございます。

 10年後の2028年は東京神田に学習院が開院されてから150年を迎えます。その時に東京の私立学校の中で御三家は早稲田、慶應、学習院と言われるように、学習院に勢いを付けたいと考えております。

 勢いとは意気、気慨、勢力、威勢、気勢、形勢、情勢、運勢、気迫、尽力、能力、努力、交渉力、折衝力、行動力、学力、体力、気力、精神力、思考力、忍耐力、洞察力、人間力、社会力、統率力、等みな勢いに関連します。また学校を運営するには経営力、資金力、教育力、指導力、国際力、研究力、情報収集力、情報分析力、情報発信力、が必要になります。皆さん方学習院グループの全員がこの勢いを一つでも多く身につけていただいて、勢いある学習院達成のためにご尽力いただく事をお願いいたしまして、新年のご挨拶といたします。


学校法人学習院 院長 内 藤 政 武


※2018年1月6日開催の「新年初顔合わせ会」における挨拶の内容を収録・掲載したものです。

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