2月13日から19日には、本文の提出に先立ち、各クラスでレポートの個人発表会が行われました。レポートの概要について自作のスライドや資料を用いて約20分の発表を行い、質疑応答の時間では発表者との意見交換が行われました。

レポート提出日の25日と翌26日は各組の代表者による学年への発表会が行われました。今年は密集を避けるため、小講堂での集会ではなく、放送室から各クラスへの中継放送・トランシーバーでの質疑応答という今までにない形で実施しましたが、生徒たちは臨機応変に発表会に臨みました。

　テーマは今後の進路や現在の関心から各々自由に設定し、専門的な内容に踏み込んだ話題から、先端技術やコロナウイルスの感染拡大のように今日的な問題を取り上げたもの、サブカルチャーなど身近な事柄を学問的に取り上げたものなど、多彩な研究テーマが揃いました。これまでに各科目で学んだことを結び付けて発展させた研究や、進路を見据えて果敢に難問に取り組んだ研究も見られ、中高6年間の学びの集大成と言える頼もしいレポート発表会となりました。

 

今年度のテーマの例（代表者）

・スポーツをする上で必要なことは何か～高いパフォーマンスを追及して～

・現代を生きる私の身体論～顔の持つ力～　

・日本の教育史から見るアクティブラーニング

・最高のビジネス～Googleはなぜ普及したか～

・商品名が消費者行動に与える影響～買いたくなるコンビニスイーツとは～

・安い，速いが生み出した肥満大国～コーンで生きる人々～

・人気になるゲームは何が違うのか～様々な視点から～

・数学のある生活～数学は何の役に立つか～

・生物の自然選択と進化

・Discussion of Successful Consumer Marketing Strategies～Three Examples of Effective Tactics for Consumer-Packed Goods～

・極限状態における心身から探る人間のかたち