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能楽鑑賞会 2021/02/26

 2月15日(月)、銀座の観世能楽堂にて、高等科1年生対象の能楽鑑賞会が行われました。本年度の番組は、狂言(和泉流)「佐渡狐」、能(観世流)「吉野天人」でした。

まず冒頭に、観世流能楽師・山階彌右衛門先生より能楽や演目についての解説をしていただきました。
「佐渡狐」では、佐渡の百姓から賄賂を受け取ってしまう役人のコミカルな表現に思わず笑いを誘われました。一方「吉野天人」では、袖を翻した天女の舞を拝見し、幽玄の世界の魅力を垣間見ることができたようです。
今回の能楽鑑賞会は、コロナ禍の影響で、「会場内の密を避けるため、」2学年対象のものを1学年対象に変更して行われました。高等科1年生は事前に「能楽ノート」を作成し、自分なりに設けた能面や装束などの鑑賞ポイントを見逃さないよう、しっかりと鑑賞できたように思います。
なお、能楽鑑賞会は、霞会館のご助成のもとに開催されております。ご関係の皆様に厚く御礼申し上げます。