7月9日(月)、11日(水)の２日間、学習院大学と学習院女子大学の全学部・学科および法科大学院による出張講義が本校校舎で行われ、高Ⅱを中心に高等科生が参加しました。「映画を通してみる現代フランス社会」「『千と千尋の神隠し』の心理学」「身近にある化学とその中身」「ワーク･ライフ･バランスの経済学」「お伽草子絵巻の魅力－器物の妖怪、鼠の恋、雀の発心－」など、計24 種類の講座が開設され、専門分野における研究の奥深さを身近に感じることができました。また、大学で学ぶことの意義を考える貴重な機会ともなりました。
 

  「株式会社の仕組み：定款を素材として」（法学部法学科）
実際の会社の定款を読み、教科書で学んだ知識と結びつけて考えました。

「なぜ人はやきもちを焼くのか？－嫉妬と妬みをめぐる感情の心理学－」
（女子大学国際交流文化学部日本文化学科）
赤ちゃんや恋愛などを題材に、嫉妬や妬みといった誰にでもあるネガティブな感情を心理学的に分析しました。
 

  「『良いものをより安く』はなぜできる？」（経済学部経営学科）
回転寿司チェーンの工夫など、ひごろ目にしたことのある題材から、企業と消費者の双方にとって嬉しい仕組みづくりについて学びました。
 

「ミクロとマクロをつなぐ物理学」（理学部物理学科）
ふだん物理を学んでいる教室で、最先端の物理学の研究テーマについても教えていただきました。