院長の年頭挨拶

令和7年1月

 年頭のご挨拶

 

学習院長 耀  英一

 

新年あけましておめでとうございます。

 

旧年中に賜りましたご支援、ご指導に厚く御礼申し上げ年頭にあたりまして皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

約4年間にわたって私共の社会生活に多大な影響を及ぼしたコロナ禍も、どうやら下火となり昨年4月の新学期から各学校の授業はもとより、学校行事、課外活動や海外交流もほぼコロナ禍以前の形を取り戻すことができました。

 

令和4年(2022年)に始まりましたロシアによるウクライナ侵攻は3年越しとなり、昨年12月に勃発した中東の政変も重なり、周辺を取り巻く国際情勢は一段と混迷の度合いを濃くしてまいりました。これらの複雑化する世界情勢は更に地球全体に関わる環境問題、エネルギー問題、人口問題等一層複雑化してきております。

 

私達は、このような地球規模の課題を解決し、予測の難しい様々な変化に対応することが出来る学習院として社会に貢献してまいります。

 

学習院は2年後の令和9年に迎えます創立150周年という伝統に革新を加え、未来に向けてより深化し発展するために、そして急速に進んでくる少子化の中で大きく変化して行く社会環境に対応していかなければなりません。

 

令和4年にスタートした中期計画「学習院VISION150」も折り返し、本年より後半に入ります。2年後の令和9年の最終年度を目指して全教職員の総力を結集して取り組んでまいります。

 

本年の干支は、「巳」です。「蛇」は脱皮を繰り返し成長するため、生命力や、再生のシンボルとされ、運気を上げる縁起物といわれております。学習院創立150周年にむけて「常若の精神」を持って、課題を一つ一つクリアしながら邁進してまいります。

 

皆様のご理解を賜り一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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