カウンセラーの中川真由美先生から「友達作り－小学校のときより上級編－」という題でお話をいただきました。

中1は、新しい友達作りの真最中で、日々の出来事に一喜一憂している時期です。

先生は、この時期に起こりやすい出来事を具体的に呈示した後、いじめの構造や、いじめの進み方を解説してくださいました。生徒は、いじめる側、いじめられる側の気持ちを感じ取りながら、一人一人ができることを考えました。そして、人との関係に悩んだ時に、立ち戻って考える行動基準「大事な約束」を全員で共有しました。

 

＜生徒の感想から＞

・「誰にでも学校で楽しく過ごす権利がある」「みんなが平等」ということの大切さを強く実感しました。

・友達づくりについて不安を抱いていたので、今回の話を聞き、焦らなくてよいし、趣味や性格が反対の人とでも仲良くなれるということが分かり、安心しました。

・友達と自分は違って当たり前なので、「異なること」を受け入れることが大切なんだと思いました。

・一つ一つ細かい事柄まで、具体例を挙げて話をしてくださったので、対処法やこれからどうすればいいのかなどわかりやすかったです。

・友達が嫌な思いをしていたり、自分が嫌な思いをしていたりしても、今まで言い出せなかったのですが、言ったことで、出来事がよい方向へ向くことを知りました。これから実行します。

・相手が困っていて辛ければ助けてあげるし、自分が大変な時は助けてもらえる信頼関係を築きたいです。

 

 

教室でモニターを観て学びました

 

中川先生の柔らかな声での説明　

 

どうやったら人と一緒にうまく生活できるか

 

違っているからこそ、お互いに発見がある

 

グレーゾーンの人たちの行動が解決の鍵

 

人間関係の行動基準「大事な約束」

 

「大事な約束」いつも忘れずに！