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高ⅠⅡ能楽鑑賞会 2018/02/22

2月14日、国立能楽堂にて女子高等科能楽鑑賞会を行いました。
今年の曲目は狂言「盆山」・能「船弁慶」でした。狂言「盆山」では盗人の苦し紛れの物まねに笑いが起きました。能「船弁慶」では観世流能楽師の浅見重好氏が静御前を、清水義也氏が知盛の亡霊を演じられました。前場では義経との別れに臨む静の惜別の舞に胸打たれ、後場は天候が急変して波が迫りくる中、長刀を振るいながら詰め寄る知盛の亡霊と、それに対峙する義経一行との緊迫感あふれる舞台に魅了されました。
初めて能楽を鑑賞する高等科一年生は、事前に下調べをし、事前講義や授業を経て当日を迎えました。事前講義の講師としてお見えになった山階彌右衛門氏が、当日も舞台上で鑑賞の手ほどきをして下さり、能楽の世界をより深く味わうことができました。